「わかっていたのに、なぜ逃げ遅れたのか――。」
1991年6月3日、雲仙・普賢岳で発生した大火砕流。
時速700kmとも言われる超高温の火砕流と爆風は、一瞬にして山麓の集落をのみ込み、報道関係者や消防団員を含む43人の尊い命を奪いました。
「いざとなれば逃げられる」
そう信じて危険なエリア(定点)に留まり続けた人々。そこには、スクープを求めるプレッシャーや、「仕事の全う」という強い責任感がもたらした逃避できない空気がありました。
予測できたはずの災害から、なぜ逃げ遅れてしまったのか。
地図とアニメーションで当時の緊迫した状況を再現し、悲劇の裏に隠された心理と教訓に迫ります。
自然の脅威の前で、人間はどのような判断ミスをしてしまうのか。その真実を、ぜひ最後までご覧ください。